1953-11-28 第17回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
言いかえれば、もし正常の金融機関である信用金庫一行下も脱落せんとするような場合には、正常の金融機関自体に対する国民の信用、信望が落ち、ひいてはそれが不安のまま、正常機関以外の金融機関が跋扈して思わぬ不祥事件が起つて来る。言いかえれば、これは国民の預貯金を供託するのに非常に支障を来して来るかう、そういうことは絶対にないだけの心構えをしてもらいたいということを要望して、その御決心があるかないか。
言いかえれば、もし正常の金融機関である信用金庫一行下も脱落せんとするような場合には、正常の金融機関自体に対する国民の信用、信望が落ち、ひいてはそれが不安のまま、正常機関以外の金融機関が跋扈して思わぬ不祥事件が起つて来る。言いかえれば、これは国民の預貯金を供託するのに非常に支障を来して来るかう、そういうことは絶対にないだけの心構えをしてもらいたいということを要望して、その御決心があるかないか。
けれども、これは極めて稀な例であつて、大体金融機関を通つての金融というそのものは、正常な又國家目的に定められたような方向にやられているというふうに考えますので、正常機関を通じての闇金融があるかという御質問に対しては、大体そういうものはないと考えております。